2020年12月22日
超音波プローブの高水準消毒器を導入しました
この度、超音波プローブの高水準消毒器「trophon2」を東北地方で初めて導入しました。
経膣超音波装置は超音波プローブを膣内に挿入し、お腹の中の診察をします。
感染予防のため超音波プローブには滅菌したカバーを付けますが、万一カバーが破損した場合は、感染のおそれがあります。
今回導入した「trophon2」は、高濃度の過酸化水素水を含む専用消毒液を使用するため、通常の清拭・消毒では不活化できなかったウィルスにも効果があります。
これまで難しかった超音波プローブ全体の消毒が可能です。
現在、外来の超音波装置のプローブを消毒できるよう準備を進めております。
また、生殖医療科では、採卵をする方には全例で「trophon2」で消毒した超音波プローブを使用し、安心・安全に努めております。
2020年12月 スズキ記念病院